STEAM教育

ワンダーボックスってなに?内容やおすすめポイントを徹底調査!

こんにちは!
ワンダーボックス歴もうすぐ1年のこみぎです。

こみぎ
こみぎ
遊びながら考える力が付くので楽しく取り組んでますよ

ただ、正直なところ始める前は分からないことが多かったです。

思考力がつくって具体的な内容は?
アプリとトイ教材の2種類あるの?
タブレットは何を用意すればいいの?
プログラミング、うちの子できるのかな。。

タブレットを使う教材は初めてで全く未知の世界でした。でも小学校に入るとプログラミングがあるらしいし、アプリで学ぶのも面白そうだなと思ってかなり気になってました。申し込むにあたり内容を調べたりオンライン説明会で不安なことを相談もしました。

その時に気になってたことや、実際使ってみた正直な感想もまとめてみようと思います。これから始めようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

こみぎ
こみぎ
もくじの気になるところをクリックしてもらうと記事まで飛びますよ。
時短、時短♪

ワンダーボックスのおすすめポイントは?

STEAM教育の通信教材

ワンダーボックスはSTEAM教育の通信教材です。

STEAMとは
Science(化学)
Technology(技術)
Engineering(工学)
Art(アート・教養)
Mathematics(数学)

この5つの分野を横断的に学ぶ教育概念のことをSTEAM教育といいます。

といっても、よく分からないですよね(笑)

例えば、化学実験をするためには数学の知識も必要ですよね。他にも建物を設計するには芸術的なデザイン力と工学の知識、というように知識を現実社会に活かすには複数の分野を掛け合わせることが必要なんです。
このように将来活躍できる人材を育むために世界中でSTEAM教育が行われています

ちなみに、STEAM教育が学べる通信教材は2つしかありません。(2022年2月現在)
ワンダーボックスと英語で学ぶ「Groovylabinabox」です。こちらは毎月学習キットが届いて作成するようです。この教材についてはまたレビューしますね。

教育のプロチームが制作している教材

知的好奇心や、思考力創造力といったこれからの「全ての学びの土台」を育む教材は幼児教育のプロ集団が作っている!

ワンダーボックスはワンダーラボという会社が運営しています。代表は幼児教育を25年間行っている”はなまる学習会”で指導されいた川島慶氏。数学オリンピックの問題作成や問題集の監修したのちにワンダーラボを設立し思考力育成アプリ「シンクシンク」を開発。「Google Play Awards」なども受賞されています。

4歳・6歳の反応

アプリにチャレンジしている時は「えー??どうやるのかなぁ・・あ!わかった!!」と試行錯誤しながら基本的にひとりでクリアしてます。(困って助けを求めてきた時だけヒントを出すお約束にしてます)
チャレンジ→考える→できた!をくりかえすので、もっとやりたい!!という向上心や、分からなくてもあきらめない力がついてきている感じがします。

私自身も体操教室でインストラクターとして多くの子どもと関わらせてもらってますが、向上心やあきらめない力を育むには相当な仕掛けが必要なので、その辺りはさすが幼児教育のプロが集まって作ったアプリだなと感じます。

IQや学力への効果も実証済み


そうなんです、実は子どものIQや学力が向上するという学術的データも出てるんです。

カンボジアで思考力育成アプリ『シンクシンク』を使った実証実験を行っています。このアプリを3ヶ月間毎日使ったグループは、使っていないグループに比べて IQテストや学力テストの結果が顕著に伸びています。

この実証は慶應義塾大学の中室牧子研究室とJICA(国際協力機構)で合同研究され、論文も発表されています。

知育アプリ「シンクシンク」で学力、IQが大きく向上。カンボジア王国におけるJICA・慶應大学中室研究室との実証実験にて効果を確認。|ワンダーラボ株式会社のプレスリリース

実証実験で効果が出ているので、安心して子どもに使わせられますね。

教材は「アプリ」と毎月届く「キット教材」があるよ

ワンダーボックスはアプリ、キット教材の2本立てになっています。どちらか片方だけの利用は出来ないので注意してくださいね。

アプリは毎月内容が変わるよ

アプリは毎月だいたい10種類遊べます。ほとんどのゲームはクリアするごとにレベルが上がっていきます。

ゲームが多く感じられますが、全部やらなくても大丈夫です!
自由度の大きいアプリなので間違いや失敗を恐れずに「もっとやってみたい」という気持ちになりますよ。

4歳娘のとりくみ

正解・不正解ではなくて何パーセントと表示されるので「あー、60(パーセント)か・・」「あ!!お母さん、これ見て!!90までいったよ!」と一喜一憂しながら楽しそうにやってます。
【写真】

子どもの頑張りが見える保護者サイト

あと、子どもがどれくらい挑戦しているのか保護者サイトから見ることも出来ます!これはとても便利ですよ。

やりすぎを防ぐ「おやくそくのじかん」

アプリをさせると子どもがやり過ぎてしまうんじゃないかって心配な方もいらっしゃいますよね。私もまさにそこが心配でした。
ワンダーボックスでは保護者が遊ぶ時間を決めることができます。設定した時間が経つとアプリの画面に「おやくそくのじかんだよ」と表示されてゲームが使えなくなります。いわゆる強制終了です(笑)

また、目が疲れないように休憩を入れることも可能ですよ!

キャラクターからいろんな質問が来るので60秒なんてあっという間に終わってしまいます。

こみぎ
こみぎ
時間の設定機能のおかげで安心して子どもにタブレットが渡せるようになりました。
これが入会を決めたポイントの一つです。

【注意】タブレット端末は用意する必要あり!

タブレット端末は自分で用意する必要があります。スマホでも出来ますが、画面が小さいと難しいゲームもあります。
今はキッズ用のタブレットなどもありますので、使いやすいものをご用意くださいね。

手元に届くキット教材は毎月3種類

ペーパーラボ

A3サイズの紙と、そこに書かれた問題を解くカードやシールがついた教材です。

令和4年2月は『ペタリーと6つのとびら』
キャラクターのヒントを試しながらシール貼っていくと答えがあらわれるようになっています。

4歳娘のとりくみ

まだ自分で理解するのは難しいので問題の説明をしながら一緒に考えます。試行錯誤しながら解いてました。

何ヶ月か同じシリーズが届くので、解き方もだんだんわかってきました。

作って遊ぶトイ教材

  • 歯車を組み合わせて動かすキット
  • モーター2個で動くロボットを作るキット
  • カラーセロファンで図形や色の変化を遊ぶキッ

ワクワクしながら取り組めるキットが届きます。トイ教材はは2ヶ月毎にテーマが変わります。初月に基本セットが届いて、翌月にレベルアップさせるものが届くという感じです。

1月は「メカニクスラボ」でした。

2個のモータをプラスチック段ボールに貼り付け、結束バンドの足で前へ進む仕組み。どうやったら早く進むのかな?重いものを載せてみたらどうなる?といろんな疑問に楽しみながらチャレンジしました。

6歳息子のとりくみ

使いかたを書いた冊子が届くので、6歳の息子は一人でサクサクやってます。分からないところも「え??これどうなってるのー!!??」と楽しんでます。たまに上手くいかなくて「もー!!出来ないっ!!」とスネる時もありますが、しばらくするとまた勝手にやり始めます(笑)

ハテニャンのパズルノート

毎月1つのテーマで深堀していくパズルノート。

問題を深掘りするとは?

問題を解く(問いを理解する)

シールを使って自分で問題を作る(問題の意図を理解する)

作問する(自分で問題を作れるようになる)

問題を作るといろんな目線で考えるので、問いを理解するためにとても効果的です!


最後にできた問題は写真を撮ってハテニャンに(アプリ上から)送ると返事がきますよ。

4歳児のとりくみ

ハテニャンのパズルノートが大好きな娘。(理由はハテニャンがかわいいから(笑))問題をぎりぎり理解している感じなので、作問はひねりを入れずにシンプルです。

まっすぐつなぎという言葉とおりにまっすぐつないでます。この辺りは親が少しヒントを出してあげてもいいのかなと思いますが、本人は楽しそうに作問していたので見守っている状態です。

キットでアプリがもっと楽しくなる

アプリとキットは別々に感じますが、キットを使ってアプリがパワーアップします。

  • 届いた箱に書かれた暗号でアプリのゲームが変わる!
  • パズルノートをアプリに送ると返信がくる!
  • 出来たトイ教材をアプリにアップロード!みんなの作品もみれるよ
子どもの反応

特に気に入ってるのが暗号をアプリに入力すること。月末になるとアプリに入力する箱が出てくるので「ワンダーボックスまだ来てない?」とソワソワし始めます。
新しいキットが届くとまず暗号をチェック。


最初は娘が3歳だったこともあってお兄ちゃんが解いた答えを入力してましたが、今では一人で暗号を解いてます。成長してます。

ちょっとしたことですが、子どもたちワクワクを引き出す素敵な仕掛けですよね。

お得に入会する方法はある?きょうだい割引は?

料金は公式ページに書いてありますが、月々の料金しか書いてなくて正直分かりにくかったので一覧でまとめてみました。きょうだい入会した場合の料金も一緒にまとめました。

会費は年払いがお得。きょうだい半額で追加出きる。

年払い、6ヶ月払い、毎月払いの金額を一覧表にしてみました。

【料金表】(税込)

支払い回数 1ヶ月の料金 1年間で
必要な費用
12ヶ月払いとの差
12ヶ月一括払い 3,700円 44,400円
6ヶ月払い 4,000円 48,000円 3,600円
毎月払い 4,200円 50,400円 6,000円

12ヶ月払いと月払いは年間6,000円も差が出るんですね。とりあえず試してみたいという方は1ヶ月の申し込みでもいいと思いますが、続けるなら12ヶ月払いがかなりお得ですね。

【きょうだい料金表】

続いて、きょうだい入会した場合の料金です。
一人当たり1,850円で追加申し込み出来ますので、1人あたりの月額も計算しました。

2人で申し込みの場合(一人追加)

支払い回数 1ヶ月あたりの
支払い料金
1年間で
必要な費用
1ヶ月一人当たり
12ヶ月一括払い 5,550円 66,600円 2,775円
6ヶ月払い 5,850円 70,200円 2,925円
毎月払い 6,050円 72,600円 3,025円

3人で申し込みの場合(二人追加)

支払い回数 1ヶ月あたりの
支払い料金
1年間で
必要な費用
1ヶ月一人当たり
12ヶ月一括払い 7,400円 88,800円 2,467円
6ヶ月払い 7,700円 92,400円 2,567円
毎月払い 7,900円 94,800円 2,633円

一覧にしてみるとよくわかりますが、きょうだいが多いと一人当たりの金額はかなり安い!とはいえ支払い総額はそれなりに上がりますからね。
ちなみに、きょうだいは3人まで追加出来るそうですよ。

申し込んだその日からアプリは使えるようになります。
日割りはできないので申し込むなら月初めがおススメですよ!

きょうだいで入会したら届かない教材ってあるの?

私は2人目がかなり安いのでどこにシワ寄せがいくはずだ・・と、かなり調べた経緯があります(笑)
ワンダーボックスのホームページでは

ワンダーボックスでは、必要なものだけを1つの箱でお届けします。子どもたちの教材体験を配慮して、1人1つ必要なものと共有できるものの区別をしています。

共有できるものってどんなもんやねん・・

結論をいうと、ほとんど全部2セット届いてます。あの時の心配は不要だったー(笑)

1年間使っていて、共有したものは『パチっとグリッド』の本体(輪ゴムを引っかけていろんな形を作るキット。輪ゴムやテキストは2セットあり)だけです。

これは順番を決めて、待ってる間はアプリをしていたので特に問題はなかったです。
このキットはプラスチックのしっかりした作りなので逆に2個届いても保管に困ったと思いますし。それ以外は全て2セット届いています。

こみぎ
こみぎ
共有できるってこういうことだったんだね

きょうだい追加が安いといって教材が1つしか届かないことはないので安心してくださいね。
ちなみに全員分が一箱にまとまって届きますよ。

きょうだいで入会するとアプリデータは共有?

これも結論をいうと、アプリは一人づつデータが保存されます。

アプリのトップ画面(?)に入会している人数のアイコンがあらわれます。そこで自分のアイコンをタップして始めます。
保護者メニューのアイコンも右上にありますよ。

さきほど記載した子どもの取り組みが見られるページは保護者メニューからどうぞ!

きょうだいで申し込んだからといってアプリの制限なども特に無いですよ。

オンライン説明会でわからないことは直接聞こう!

定期的にオンライン説明会を開催しているので、分からないことがあれば直接聞いてみることをすすめします!

私の時はZoomでの説明会だったのですが(今もかな?)参加者の顔が映らないようにしてくれてるので安心して参加出来ました。

私が質問したのは『お試し版をしていた時、終わるタイミングで子どもがグズることが多い。アプリを使わせることが不安』と正直に聞いてみました。

すこし悩んだ後に

  • 気に入って遊んでくれて嬉しい
  • 入会直後は楽しくて終われないという声も聞く
  • でも、約束を守るのは大切なこと
  • 時間の概念やルールを考える機会にしてください

とこんな感じのご返答を頂きました。なるほど、それも子どもの成長過程と考えて対応すればいいのかと、納得しました。

その場で答えてもらえるので、気になっているけど申し込みは迷っている方はぜひ相談してみてくださいね。

お試し版はあるの?難易度は大丈夫??

お試し版として体験アプリがある。

なんとなく内容はわかったけど、やっぱり使ってみないと子どもの反応はわからないですよね。気になる方は体験版アプリを活用するのがおすすめですよ!

体験版ではいくつかのゲームが体験出来ます。わが家の今まで子どもたちさタブレットでゲームをしたことがなかったので、反応がみたくて試してみました。

実際やらせてみるととても楽しそうで、時間になってもやめたくないと泣くくらいにのめり込みました(笑)

こみぎ
こみぎ
それで説明会で相談した流れですわ

対象年齢は4歳〜10歳だけど、3歳でも使えるの?

3歳4ヶ月から始めた娘の様子

ワンダーボックスは5歳の息子のためにと思っていたのですが、娘が「自分もやりたい」とぐずって上の子が出来ない様子が目に浮かんだのできょうだい入会を決めました。

結果から言うと、3歳でも出来なくはないけど、理解できない問題も多かったのでやはり時期尚早でした。

最初は私も一緒に横で見ていたのですが、何日か経つと一人でやるようになりました。わからないなりにやり方を掴んで少しずつ上達して「これはね、こうするとー、色が変わるんだよ!」と見せにくるようになりました。出来ないゲームもたくさんありましたが、娘なりに遊べるゲームを見つけて楽しそうにタブレットをさわってました。
4歳になった今では解ける問題も多くなり、お気に入りのゲームも増えました。プログラミングも少しずつ理解出来てきたようです。

お兄ちゃんを見ながらクリア出来るようになったので、上の子がいれば3歳から始めてもいいのかもしれませんね。

ただ、難しすぎて苦手意識がついてしまう可能性もあるので、きちんとやらせたいのであれば正直3歳では難しいです。

学年ごとに教材は変わるの?難易度は大丈夫?

2学年ごとに内容が変わるものと、未就学児・小学生で内容が違うもの、共通のものがあります。

学年のわけかた

  • 年中・年長(未就学児)
  • 小学校1年・2年
  • 小学校3年・4年

学年ごとに内容が変わるもの
(例)ハテニャンのパズルノート 等

未就学児、小学生で変わるもの
(例)未就学児:まぜまぜパレット(アプリ)、ミエールのへんてこミュージアム (アプリ)等
小学生:動け!ピコット(アプリ)、ガラクタビルダーず(アプリ)等

年齢ごとにレベルが変わっていくので、難しすぎたりかんたんすぎることもなく取り組めます。もしレベルが合わないと思ったら途中からでも変更ができるようです。

終わりに

まとめ

ワンダーボックスは

ここにタイトルを入力

将来活躍できる人材を育むSTEAM教育の要素が入った最新の通信教材
アプリと手元に届くキットで構成されている
入会は年払いがお得。きょうだいは一人1,850円/月プラスされる
難易度は学年によって変わる。年齢に合った向上心をくすぐる内容になっている。
・お試しアプリで子どもの反応を見るのがおすすめ

こみぎ
こみぎ
参考になれば幸いです
ABOUT ME
こみぎ
6歳のシャイボーイと4歳のしっかり女子の母です。 子どもの体操教室でインストラクターをさせてもらってます。 発達障害児支援士も取得し、コーチングも勉強&実践中。 子どもを育てるってどうしたらいいの??勉強と実践の日々を記録に残そうとブログを始めました。 無理せず、楽しく子育てを♡